2016年も半年が経過しました。7月に入りすでに100勝に到達した戸崎騎手など、
リーディングジョッキー争いは過去に例のない勝ち鞍の戦いになっているのですが、
WIN5競馬になると少し傾向が変わってくるから不思議です。しかも、第1レースから
第5レースまで、同じ騎手が上位にいるとは限らないのが不気味。
それでは、どのような傾向になっているのかチェックしてみましょう。
期間:2016年1月から6月
まず、WIN5を勝った騎手の上位一覧表をご紹介します。
1位はルメール騎手で12回、2位はデムーロ騎手の9回、3位は川田騎手の8回。
リーディングジョッキートップの戸崎騎手は6回の4位と、倍の差をつけられています。
ルメール騎手の独壇場とも言えそうな2016年上期となったのですが、戸崎騎手は
WIN5のメインレース近辺より、他のレースで圧倒していると言えるのかもしれません。
それでは、第1レースから第5レースに分けてチェックしてみましょう。
ルメール騎手は、どのレースでも上位に顔を出してくるのはさすがです。
逆に戸崎騎手は顔を出していないレースが存在していることに気が付きます。
とは言え、G1レースを制しているので、メインレースに弱いという訳ではないので
すが、これも何かの巡り合わせなのかもしれません。
面白いのは、北村友一騎手は第3レースで強く、第5レースは川田騎手が強かった。
そんな傾向にあるようです。第3レースは7月だと箱館開催が該当しています。
そのようなレースで騎乗しているタイプの騎手には注目したくなりそうですね。